・依頼内容 老夫婦に子供二人 横浜市N様
店舗併用住宅で、増改築を繰り返した店舗は10年前に廃業し放置されていた。よって老人には住みにくい住宅となった。別途土地を探し新築するか、マンションに引っ越すか❔かなり悩みました、将来の事、子供たちの事いろいろ考えました。
年齢を重ね、建て替えか、マンション購入かと悩むのですが、自分たちの状況、身体、子供たちの状況、世の中の将来展望、資産の状況などなど考えると一人一人違います。専門家チームが検討し提案致します。
・要求事項の確定
ヒアリングを重ね結論は、住み慣れた場所を離れたくない。建替えに決定。がけ地なので地盤の事、杭工事の事等工法の説明。道路との高低差を高基礎で解消し、その高低差に収納を提案しました。
自分たちの代で家やその他事を整理をし、子供たちに迷惑をかけられないようにしたい、と多くの親は考えています、実際その相談をよく受けます。逆に子供も親に何をしてあげれば良いのかと考えています。私たちは、親子の想いを聞き将来の展望を踏まえ各専門家と検討を重ね複数の提案を差し上げます、そしてお施主様にご判断頂いております。親が元気なうちにや、子供たちのためにな悔いを残さぬよう今できる事は全てやる事を実践しています。
・手配
設計家とのヒアリング、プラン作成(10プラン提案し修正に修正を重ね決定)、旧店舗の什器処分、仮住まいの手配、宅内の片付(高齢者で息子さんは仕事で多忙のため金子建設が手伝い)、見積もり作成と資金計画、地盤調査、地盤改良、物置撤去再設置等。近隣の方々への挨拶。
・課題
高齢のため建物の将来やメンテナンスに不安があった。
・どう着地したのか
定期巡回(年2度)によりその都度対応、問題ごとに専門家(建物以外の問題、申告相続等)を紹介。暮しに関するすべての相談窓口として寄り添うことで納得いただく。次世代への引継ぎ問題解決のスケジュール作成。工事中の小変更や仕様変更に対応。安心して趣味に専念できるように手配しました。そして無事竣工。
お施主様は、気軽に話せる相手(担当者・設計家・現場監督・大工・税理士・ファイナンシャルプランナー等の専門家)が多くいれば安心されます、私たちはチームでフォローし寄り添います。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。