給湯器が壊れた。。と冬の寒い時期を迎える前に給湯器を交換したいと連絡がありお伺いいたしました。
マンションの5階で浴室が共用廊下に面しており、写真ではわかりにくいかもしれませんが、ホールインワンと言う壁開口に埋め込まれ、排気搭が廊下に突き出ているタイプの給湯器が付いていました。このタイプの給湯器を交換する場合、同じタイプか共用廊下壁に壁付の給湯器をつけるかになります。色々お話を重ね、将来的なことも考え、お風呂場の改装もすることになりました。
このマンションは、構造であるコンクリート上またはブロック上ににダンゴ張りでタイルが貼ってあり、床はホーローの防水パンと言う一枚の受け皿になっていました。ついてはタイルを撤去、構造体でないブロックを撤去、床の防水パン撤去と言う順番で解体し、ユニットバスの寸法を確保しました。
解体工事完了する、床、壁、天井ときれいにコンクリートの躯体が出てきます。右に見えるのはトイレとの境の木下地です。突き当りの壁に穴が開いているのに給湯器がはまっていました。
次に配線、配管工事です。不要な管を撤去し、新たに必要な管をつけ加えます。床に見える青色の管は、給水、オレンジ色の管が給湯管です。ベージュ色の管がガス管、オレンジが2本くっついているのが追焚配管、グレーが排水管です。
配線、配管工事が終わるといよいよユニットバス取付です。今回は、TOTOのマンションリモデルバスルーム1317をチョイス。マンションでは搬入やスペース、施工が難しい場合が多いです。それを解消できます。一回り大きいサイズを実現することができ、搬入も3分割でスムーズ。2人で1日で組あがります。
次にユニットバス入口廻りを造作。大工さんがドア枠をつけたり、ボードを張ったりしていきます。
最後に内装工事です。洗面所周りの床をCFシート貼替、壁クロスの張替をして、ユニットバスに面している洗面所が完成です。
無事予定通り1週間で工事が完了。掃除も床、壁共掃除がし易くなり、給湯器も外について給湯器に何かあっても簡単にメンテナンスが出来ます。(以前ですと浴槽を外さないとメンテ、交換ができません)と喜んでおられます。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。