お客様より清潔感のあるフローリングに変更したいと連絡があり、見に伺いました。築40年を経過したマンションで今まで手付かずの状態でした。
色々とお客様と打ち合わせを重ね、方針を決定。管理組合に工事の申請をし許可(2週間~1か月)が下りたら近隣挨拶し着工。床はへたりもあり、また在来(木軸組み)でしたのですべて解体し、コンクリートの床を表しました。
床の下地は、今回は管理規約で決められているL-45の性能を持つ置床を選択しました。置床で性能を確保するとフローリングに制限がなくなります。また床の不陸(高さのばらつき)を調整すること、工事中の音の軽減などメリットが多いです。
置床の設置後、ベニ捨張りをしました。置床の上に直に12mmのフローリングを張っても性能を確保できますが、置床で使用するパーティクルボードのジョイントが隙間が大きくフローリングを張る際不都合があったりするため、ベニアを捨張りをします。その際ベニアは、置床の目地とずらして張ります。
ベニア張りが終了後、いよいよフローリン張りです。お客様が明るい色が良いというのと既存のキッチン床と違和感が無い色と言うことで、ダイケンのミルベージュ色を選択。明るい色に仕上がりました。
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床張り後、クロス貼替え。北面で結露で汚れていた壁が一掃。明るく清潔感のある部屋に変わりました。
工事は、無事工期内の1週間で終了いたしました。マンションの場合、工事時間の制限や不測の事があったりで、難しいことも多いですが、その都度確認をし工事すすめるようにしております。お客様も明るく清潔感のある部屋になり喜んでおられます。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。