今回の工事は床の張増し工事です。(張増し工事とは既存の床を剥さずその上から床材を張る工事を言います。)今回、捨て貼りとして3mべニアを張りその上に12㎜の床材を張るので合計15㎜上がります。
・玄関です。やはり、28年前の床材です。剥がれや色あせてしまいました。玄関框(床の間や玄関などの高さが変わる部分で使われる化粧材の一種です。)も張増し致します。
・廊下です。階段口の床がフカフカしていました。一番体重がかかる場所なので今回の工事で補強をします。
・右側の洗面所の床が一番傷んでいました。表面は剥がれてしまい、乗るとフカフカしていました。ここも今回の工事で補強をします。
・床材を張る前の捨て貼りです。厚さ3㎜のべニアを張ります。(捨て貼りとは無くても良いけれど、あった方がなお良い場合に捨て貼りと呼び、床補強も兼ねてます。)
玄関です。玄関も廊下と同様に捨て貼りとして3mのべニアを張りました。
・最初にご紹介した玄関框です。床材を張り前に框を設置致します。玄関框の設置も終わり捨て貼りも終わると次は床材を張っていきます。
・床材を張って行きます。廊下の床は今回は約2坪(畳4枚分)の床張りですが実は廊下の張り手間と8帖の部屋を張り手間はあまりかわりません。なぜ、あまり手間が変わらなのか?それは、開口部の数によって手間が変わります。
・部屋内の床張りは大体、出入り口の開口、クローゼットの開口、吐出し窓の開口3か所から5ヵ所が多いです。廊下の場合開口は洗面所の開口、トイレの開口、階段の開口と居間や食堂の開口と4か所から6か所です。それと玄関框があるので下手をすると8帖の部屋内の方が早く終わってしまう可能性もあります。
・廊下の床張りが終わりました。今回2坪分の床材12枚中10枚はなんだかの加工をしました。階段口と洗面所の床は補強も行いフカフカ感は全く無くなりました。
・玄関です。施工前より床材のカラーを少し暗めの床なので重厚感ある玄関になりました。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。