・今回の工事は屋根棟積み直し、平瓦一部直し工事です。昨年、台風の被害で瓦がズレて雨漏りしており瓦の並べ直しと棟の積み直し工事を行います。
・風が軒先から入り平瓦がズレてしまうので軒先瓦を外します。
・風が入らないよう風面(ふうめん)を設置しました。これで風が平瓦の下に風が入らないので浮かなくなります。すべての軒先に設置致しました。
・棟瓦を積み残しの為瓦を下しています。
・漆喰工事(しっくい)です。屋根の漆喰は、屋根の棟と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土(ふきつち)を雨風から守り、替え瓦と瓦を接着させる目的で漆喰が塗られています。
屋根瓦に使われる瓦の耐用年数は長いもので50年〜60年と長いものが多いのですが、屋根の漆喰の寿命は瓦よりも短く、20年前後で表面が朽ちてきたり、剥がれてきたりするのが一般的です。漆喰は、消石灰を主とした材料のため、瓦と違って耐用年数は短く、雨風に晒されると朽ちてくる、直射日光や寒暖の差による劣化、時間と共に漆喰が痩せてくるのような要因で劣化していきます。
・棟積み替え完了です。
・近年、日本は温暖化等の影響で台風の威力が増しており瓦が飛散してしまう事案を多く聞きます。10年に一度は屋根、外壁の点検、メンテナンスをお勧め致します。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。