・依頼者からの要求 60代奥様+同居長女+独立長男 板橋区N様
雨漏りがひどい、でも定期借地に建っているので、売却できない。底地を買い取れれば良いが解らない。借地契約の問題や将来を考えどの位リフォームにかけられるのか見当がつかない。
先代が建てた家で、契約の経緯も解らないし、貸主も代が変わっています。狭小地、前面道路も狭い、隣も接近。
・要求の確定・手配
屋根の葺き替え、構造材補強、耐震補強工事を実施。
借地での建築物簡易評価を行い、想定される工事価格との比較で、工事実施か否か、工事価格はどの程度で納めるかを専門家チーム(不動産鑑定)へ依頼。
・問題
後何年暮らすのか、補強で対応できるのか、資金は親が出すのだか、長男が全面リフォームの主張を譲らない、意見の調整が難しい。
・どう着地したのか
構造については専門家チーム(建築家)が設計し承諾が得られた。工程は金子建設にて調整し承諾。意見の違いは、再度のヒアリングで長男は、少しでも長く母親に心配なく暮らしてほしいので全面リフォームを主張していることが判明、今回の我々の提案で耐久性は心配なく、価格も予算内で可能という事になり、着工し無事竣工しました。もちろん長男の主張の一部取り入れ納得していただきました。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。