・依頼者からの要求 70代夫婦+長男 横浜市K様
ご主人の身体の衰えが進み、リビングにベットを置いた。するとキッチン、カウンター、棚との動線が悪く奥様にストレスを与えていた。二階へは洗濯物を干すために上がるだけ、最近は階段の上り下りも大変に思えるようになった。一階で生活動線が完結するリフォームをしたい。
この家から離れたくない気持ちが強い。将来は息子に暮らしてほしい。
・要求の確定・手配
一階全体をリフォーム+増築
専門家チームの設計家と共にヒアリングを繰り返しプランを提案。金子建設による住みながらのリフォームとなるため、部屋ごとの工程、全体の工程、荷物の移動手順等の説明、税理士は将来の相続に備え、資金拠出者・契約名義者を検討。
・課題
契約後ご主人の病状が悪化、税理士に再度相談し契約者名義を変更。
・どのように着地したか
部屋ごとのリフォームは、工事中のホコリ遮断と(ホコリはいくら遮断してもどこからか入ってきます)、荷物の移動が大変です、あとは清掃を特に念入りに行いました、職人さんと協力し無事竣工しました。
一番喜ばれたのは、一階の増築部分を物干しスペースとし、頻繁に二階に上がらなくてもよくなったと(奥様)。
竣工3年目にご主人が他界され、最後3年でも新しくなった我が家で暮らしてもらったことが嬉しいと奥様がおっしゃってました。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。