古く使いにくいのでキッチンを交換したいとお客様よりご連絡がありました。
無垢木のキッチンで収納力の在るもの、寒いので床暖房取付がご希望でした。
キッチン内に収納が少なく、所狭しと物が置いてありました。
床の段差や施工の関係で電気式床暖を選択、キッチンはウッドワンを選択しご提案しました。
工事は、まずは足元の良いうちにキッチン撤去、壁を剥しました。
壁にはベニアが張ってあり、内部にグラスウールの断熱材が入っておりました。
築38年で当時は、主流だったかもしれません。
次に床を剥しました、床はフローリング一枚張り、断熱材はありませんでした。
現在は、ベニアの上にフローリングが張ってることが多いのですが、当時は一枚張りが多かったと思います。
配管のやり替工事後、床工事に着手。下地の根太(横に見える細い木材)はそのまま利用。根太間に断熱材を取付けました。
断熱材には、ポリスチレンフォームを利用。ヘタレが少なく、切れ目が入っているため隙間なく施工が出来ます。
これで冷気が上がりにくくなり、床暖の効果も上がります。
断熱材施工後、ベニア板を張り、その上に電気式の床暖パネルを敷きます。
床暖パネルは巾27.5cmの物を8枚張りました。3枚と5枚の2回路とし、キッチン、居間と必要に応じて使えるようにご提案しました。ヘリは20cm位あけました。
床暖パネル設置後フローリングを張って床は終了です。
フローリングには、床暖対応の商品を選択、奥様がホワイトの木目調をを選びモダンな感じになりました。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。