・依頼者からの要求 60代三姉妹 世田谷区O様
三人名義の空き家実家。独立し家屋所有している三姉妹より、思い入れのある実家を維持したいのだか、今後無理なのではないか、具体的に何をすればよいのか。
・課題
一人一人の希望意見が合わない、三人だとどうしても二対一となってしまう。
専門家チームに相談中、大切なのは三人と均等に話せる環境を続けていくことだと思っております。
続きは次回で。
我々専門家チーム(金子建設、税理士、不動産鑑定、ファイナンシャルプランナー)で検討し、三つの提案をしました、
➀至急売却し、現金を三等分 ➁一人が土地評価で購入し居住、他の二人に現金を支払い ③一人が購入し賃貸物件とする。
➀のメリット、三人とも独立し生活しているので、現在の生活スタイルを保てる、空き家状態での所有はリスクが高く、現金化が望ましい。デメリット、建物解体費用が必要となる場合がある、思い入れのある実家を失うというメンタルの問題。売却時期、市場環境により予定価格で売却できない場合がある。
➁のメリット、共有名義は今後の相続時のデメリットが多い、いざとなれば売却も円滑にできる。デメリット、居住のためのリフォームが必要、多額の資金調達が必要、取得後土地の価値が下落する可能性大。
③のメリット、実家自体は存続する、賃料収入が得られる。デメリット、賃貸の問題(入居者、賃料、管理)。現住居の処遇、売却したい時に希望価格で売れるかどうか。
我々専門家チームが第三者として「診断報告書」を作成し、その中で➀を提案しました、現在検討されています。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。