ご両親の介護を機に住んでいた母屋を全面的に立て替える中で、3世帯住宅で自然素材のこだわった家作りをご要望いただきました。
設計のコンセプトとして、夏場はエアコンに頼らず過ごせるようにするため、東西南北どこからでも風が通るように、欄間(部屋と部屋の風の通り道)を建物の構造を計算して配置しています。風水的にも良好な配置となるよう工夫を施しています。
バルコニーの手すりも木にしたいというご要望をいただきましたが、そのまま木材を使うと腐って壊れてしまう恐れがあります。
そのため、鉄芯の周りに木材を貼り合わせて強度と外観を両立させることができました。
リビングのフローリングは通常は一面杉材を使うことが多いですが、キッチン周りの床材を竹にすることで水はけがよく掃除がしやすくなることを提案して、大変喜んでいただきました。
女の子のお子さん用の洗面台もご要望をいただき、設置しました。年ごろの女の子が使いやすいような収納も間取りを工夫して専用収納を設置しました。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。