・依頼者からの要求 50代息子さん 横浜市港南区K様
築100年の実家、病気がちな母の独り暮らし。家に手を入れたいが母が了承しない。耐震も心配。
親・子、どちらの気持ちもよくわかります、本音はお互いに相手の事を想っての事です、お互いの尺度を合わせ落としどころを探らなければなりません。
・要求事項の確定
バリアフリーにリフォーム。母の説得は私(息子さん)がします。
・手配
息子さんと母説得のためのヒアリング。お母さんの近所の友達から情報収集。耐震工事のための調査。
このような悩みをよく聞きます、お一人お一人考えが違うので、ご家族の支援や、我々が第三者として助言するなど、細かな対応に心がけています。
・課題
建物の老朽化が進んでおり、耐震対策に苦慮。基礎、構造補強や古民家的な建物なので大工の選定。
課題は、初期段階から竣工にかけて各段階で発生します、いかにヒアリングを密にして想いを把握するかにかかっています。
・どう着地したのか
息子さんの決断で、母が入院中に工事着工し無事完成。耐震工事に関しては、設計家と細心の注意を払い、検討を重ね工法を決め施工しました。お母さん退院後は息子さんから説明を受け、安全に暮らしています。
建物は完成後からが大切です、担当者・設計者・現場監督・大工など気軽に話せるメンバーが多ければお施主様も安心だと考えます。これからも話を聞く、想いを受け取ることに努めます。
当社では、地球環境の保護を通して、後世まで安心して暮らせる住環境を提供する考え方を「温もり家族」として展開、周知していきたいと考えています。